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ダックスとミックス その2


元保護犬のダックス兄と、元野良犬のミックス妹がいます。一般社団法人アルマで預かりボランティアをしています☆
by huameilong2
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ココ、ありがとう。

ココのこと、ご報告が遅くなりまして申し訳ありません。

書きたいことは山ほどあるのですが、うまく伝えられるかどうか・・・

亡くなったときのことは、里親様がメールに書いてくださいましたので、後ほど。





その日は突然やってきました。

里親様よりその日のうちにご連絡いただき、翌日パパとお邪魔させていただきました。




ココは、静かに寝かされていて。

本当に、亡くなってしまったのだと。。。


今までのことが走馬灯のようによみがえり、深い深い後悔の念にかられました。
ココ、ありがとう。_f0358427_00434704.jpg


去年の12月27日にお届けして、ココはその日から家族だけを愛し見つめてきました。

家族以外には懐かないところも可愛いと言ってくださる里親様のもとで、大切に大切にされていました。


だけど、その素晴らしい日々はあまりにも短くて。

半年と少しの短い時間。しかもその半分は、闘病生活でした。


闘病生活中は、お留守番が苦手なココのために、ご両親の親御さんまで協力してくださりお留守番がありませんでした。

さらに、共働きにも関わらずココのごはんはすべてガンと戦うための手作り食に切り替えてくださいました。

今は子どものごはんなんて、手抜きでいいんです。ココのごはんのほうが大事です。なんておっしゃられて。。。涙


そんな闘病生活のなかでもご家族様はとっても明るくて、

悲観的にならずにココのお世話を献身的にしてくださっていました。

だからココも自分の病気をなげくことなく、最期まで食欲もなくさずに生き抜いてくれました。


ココにとっては、なんて、なんて幸せな最期だったのだろうと思います。

ココにとって、これ以上のご家族はありえない。






見てください。ココの最期のお顔です。

上から見ているときは気が付かなかったのですが、

正面から見たら。。。

ココ、ありがとう。_f0358427_00434729.jpg



ココ、すごい笑顔でした。



ココ、ありがとう。_f0358427_00434742.jpg


亡くなったとき、目を閉じようとしたんだそうです。

でも、どうしても閉じなかったって。


ココは、亡くなってもなおご家族様を笑顔で見つめていたんです。。。

そうだよね、大好きな人達を見ていたいよね。



だけど、ココは幸せだったけど、ご家族様は…



たった半年の家族。

病気だとわかっての譲渡でもなく。

こんなに悲しく辛い思いを背負わせてしまった。


私は、なんてことをしてしまったのだろう。。。

深い後悔の念にかられました。




ココの幸せだった事実と、ご家族様の悲しみの重さで頭の中がぐちゃぐちゃでした。

気持ちの整理なんて、つくはずもなく。


だけど、そんな私を救ってくださったのもまた、この素晴らしい里親様でした。


火葬の数日後、いただいたメール。

本当に、救われました。





こちらは、ココの祭壇です。

ココ、ありがとう。_f0358427_00434739.jpg

翔ママと、アルマよりお花をいただきました。

ありがとうございましたm(__)m




祭壇にあったアルバムを見せていただきました。

そこには、ココがきらきらと幸せな時間を過ごした証がありました。


ココ、ありがとう。_f0358427_00440557.jpg
ココ、ありがとう。_f0358427_00440512.jpg
ココ、ありがとう。_f0358427_00440564.jpg
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ココ、ありがとう。_f0358427_00440732.jpg
いつも一緒に写っているのは、次男くん。

ココを、愛してくれてありがとう。

どれだけココが幸せだったか、このアルバムを見て改めて感じることができました。




こちらは、ココの遺影のお写真です。

ココ、ありがとう。_f0358427_00440651.jpg


大好きなおもちゃをくわえている、ココらしいお写真です。




この数日後、火葬をしたのですが、ココを外へ運ぼうとしたらココの目から涙がボロボロと零れ落ちたそうです。。

ご家族様は、おうちを出るのが嫌だったのかなって。

すぐ、戻れるのにねって。



火葬のときも、パパと一緒に参列しました。

一緒にお別れさせていただき、ご家族様には心より感謝しております。



それから、火葬のときにうりゅうママからもお花をいただきました。

ココ、ありがとう。_f0358427_00441088.jpg

ご家族様にお渡ししました。

ありがとうございましたm(__)m




ココへ。

我が家に立ち寄ってくれて、ありがとう。

幸せになってくれて、ありがとう。

ココが教えてくれた、大切なこと。

里親様が教えてくれた、大切なこと。

絶対、忘れないからね。

ココみたいな子がいたら、おびえずにきっと救ってみせるから。

過去を振り返らず、ただただご家族様を愛し抜いたココを、誇りに思います。

ずっと、愛してるよ。




最期に、里親様からのメールです。
そのまま掲載させていただきます。


うちのココですが7月15日の19時過ぎに亡くなりました。
肺は真っ白でかなり重篤な状態とは言われていたのですがその時はあまりに突然に来てしまいました。
父の心臓マッサージと酸素ハウスから管抜いての酸素吸入、次男の慟哭に近い「ココ!ココー!」の呼びかけに応えて数十秒か…息を吹き返したのですが程なく息を引き取りました。

顔の左側がちょっと腫れてるような気がして受診したのが4月はじめ。
奥歯の化膿が疑われ抜歯手術の予定がされました。
一度術前の血液検査で引っかかって手術が延期になり4月の終わり手術をしようとしたら原因が歯ではなく腫瘍だと。
その後は次々に悪い診断が出てきて紹介していただいた大学病院で非常に悪性度の高いメラノーマだと。
それでも転移が進んでいなければ手術→放射線の可能性もあったのですが2回目の診察でリンパ、肺、骨、皮膚にも転移しており手術、放射線などはできないと医学的な最終診断受けたのが6月の初めでした。

帰りの車中、母が「この子は手術、入院したくないんだよ、どうしてもお家にいたいんだよ」とつぶやくのを聞いてああ、そういうことか、と。思えば抜歯手術の予定だった時を含めことごとく手術延期、中止でお家に帰ってきて。
自分がお留守番嫌いなばかりか家族の誰かを置いてお散歩に行くのさえ嫌がる子です(特に次男が寝てたりすると)
「そうか、わかった、わかったよ…」
帰宅すると部活から帰ってきた長男が「おかえり~」とすりよるココを複雑な顔で見て「外国の病院とかでもダメなの…?」とつぶやきました。
手の施しようがなかったら帰ってくると話していたので察したのでしょう。
それから1ヶ月と少し…その日が来てしまいました。

私があれこれ書くよりも兄弟であり親友のようでもあった次男の文章を紹介させていただければと思います。
学校の宿題で日記のようなものを書く課題があり亡くなった次の日の晩に書いたものです。

「昨日、ココが亡くなりました。
それでぼくはすごく悲しかったです。ココとはいつもいっしょにいていつもおもしろいことをしてくれていつもはげましてもらっていて、それでいろんなことを思うようになりました。ココはいつでも家族が大好きでいつもだれかの近くにいてぼくも大好きでした。それにココはほごされていた犬で山に捨てられていてその時は楽しかったかどうかもわからなくてでも最初からなついてくれてなのにひとつも悪いことをしてないのに病気になってつらいようになってしまってそれでも最後まで病気じゃないようにがんばっていて一番がんばっていてもっと長く生きれるようにしてあげたかったです。でもぼくの家に来てからはずっと笑っていてその時だけでも幸せだったならココはよかったのかなと思います。
この経験をいかしてココの治せなかった病気を治せるようにがんばりたいです。」

父はすぐに振り返る勇気がなく今になってしまったのに次男は泣いては書きまた泣いては書きで書き上げたそうです。
そんなにすぐに振り返らなくてもと思いましたが次男なりに真っ向から悲しみを受け止めなければと思ったのでしょうか。
(オフ会に参加した方からはあんな可愛いワンちゃんにちょこっと吠えられてしくしくしてるようじゃ獣医の道は遠い…という突っ込みが聞こえてくるようですが…笑)

文中にもあるようにココは色々なことを教えてくれましたが最後に(というのはちょっとイヤだけど)身をもって「誰かを大好きになるとこんなに悲しいお別れの時がくるんだけど大好きになることでしか得られない素敵な日々という最高の宝物があるんだよ。だから悲しい日が来ることに臆病にならずに大好きになることが大事なことなんだよ」と私達に、とりわけ次男に教えてくれたように思います。

遅ればせながらブログで応援してくださった皆様、支援のお品を送って頂いたり、アドバイスなどして頂いた方々、お花を送って頂いた方々、ココに関わってくれた全ての皆様に心からお礼申し上げます。
ありがとうございました。
こんな形のお礼になり申し訳ありませんが力になりました。オフ会での皆様の暖かい眼差しも忘れられません。

フアロンママさんには何から何まで感謝ですがやっぱり一番はココをうちの家族にしてくれたこと。
フアロンママさんはココが自分で選んだと言ってくれますがそれでもやっぱりありがとうです。
パパさんまで亡くなった次の日、荼毘にふされた日、その後も付き合って頂いて。
一緒に悲しんでもらったり、偲んでもらったり、ココのおっちょこちょいぶりの思い出で笑ってくれたりと、一緒に、ということがこんなに癒されることなんだと改めて思いました。ありがとうございました。

そしてココ、大笑いしたり、心配したりしたことも含めて愛し過ぎる日々をありがとう。
いつか生まれ変わる日がきたらまたうちに来てくれるかな…。
その時は続きをしようね。お泊まりで旅行に行ったり、お誕生会をしたり。
でもその子にはその子の良さがあるだろうからトレードマークだったもの言う瞳の中にこっそりと隠れておいで。
その位だったらね。きっと見つけてあげるから…。

あれから数日…荼毘にふされる日まで思いっきり泣いた次男はココの毛やお骨の一部を小袋に入れたり、写真でキーホルダーをつくったりしていつも一緒にいるつもり…いやほんとに一緒にいるらしくたまに唐突に「ココ~」とか話してます(ご心配なく。多分正気です…笑)
長男は「いってくるね~ココ」お骨なでなで、「ただいま~ココ」なでなで、と生前と変わらずの距離感(笑)
再生力の乏しい老夫婦がふとした時にため息をついてしまいますが大丈夫。
悲壮感に陥らず笑いを忘れない多分ココも気に入ってくれた家風です。
何よりいつも心にココあり!ですから!

PS、そういえばココ、生まれ変わってくる時のことだけどお留守番いやいや!の所だけは天国に忘れてきてもいいんだよ、何だったら。
うそうそ!(笑)賢いのにお留守番だけできない所もめっちゃチャームポイントだったよ!
添付の写真はココが旅立った次の日、生前と変わらず同じポーズで寝る仲良しの兄弟です。

ココ、ありがとう。_f0358427_00465458.jpg


by huameilong2 | 2015-07-24 01:16 | 7代目:ココ(仮名:かるあ)
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